風力発電
再生可能エネルギーソリューション企業
APECは、再生可能エネルギーの開発と普及に
先頭に立っています。
風力発電の概要
風力発電(Wind Power Generation)は、風のエネルギーを風力タービン(Wind Turbine)などの装置を利用して回転力を発生させ、発電機を通じて電気を生産する技術です。
風力は資源が豊富で、絶えず再生され、広範囲な地域に分布しており、運転中に温室効果ガスの排出がないという点で、化石エネルギーの枯渇に備えた有望な代替エネルギー源として脚光を浴びています。
風力発電の原理
風力発電機の構成と分類
大韓民国国家風地図(Wind Map)
- 国家風地図(または風力資源地図:Wind Map)は地域別風速および風力密度の空間分布を表した地図です。
- 気象再解釈資料、気象観測資料などの気象情報や数値高度資料、土地利用度などの地理情報を入力し、数値解析的シミュレーションによって作成されます
- 今後、持続的な高解像度化および観測資料、人工衛星遠隔探知資料との客観分析および補正などの過程を通じて正確度を向上させることになり、究極的には風力発電団地の開発分野にも大きく貢献することが期待されます。
風力発電設備設置現況地図
- 2010年末現在、国内風力発電設備の総規模は52,250kWが普及しており、1,660MWが普及予定です。
- 自治体及び風力発電事業体が全国を対象に商業用風力発電建設のための計画を樹立し、妥当性検討を進行中にあります。
- 20MWを超える規模の風力発電団地としては、盈徳風力団地(1.65MW級24基)と平昌横渓の江原風力団地(2MW級49基)、済州韓経の南部発電団地(21MW)があり、これらの発電団地が担当する総施設容量は158.6MWで国内風力エネルギー補給量の約83%を担当しています。
国内外の風力発電事業の動向
- 風力発電支援策である融資支援制度の運営、発電差額支援制度の導入で2004年以降、事業用風力発電所が急激に増加しています。
- 世界の風力発電設備は2003年から着実に増加し、2030年までに累積設置容量が250万MWになる見通しです。
- 一部のヨーロッパ諸国の場合、陸上風力発電敷地の飽和により設備増加率が鈍化する反面、海上風力発電の推進と老朽発電機の交換市場が増大しています。
韓国風力発電設備設置展望
総発電量に対する新·再生可能エネルギー発電量の割合は、2008年の1.2%から2020年には4.7%、2030年には7.7%に達する見通しで、このうち風力発電量は新·再生電力量に対する2010年の13.9%から2020年には37%、2030年には42.1%を占める見通しです。
区分 |
2010 |
2015 |
2020 |
2030 |
一次エネルギー(百万TOE) |
253 |
270 |
287 |
300 |
新、再生可能エネルギー(全TOE) |
7,566 |
11,731 |
17,520 |
33,027 |
1次対比新、再生比重(%) |
2.98 |
4.33 |
6.08 |
11.0 |
風力(TOE) |
220 |
1,084 |
2,035 |
4,155 |
新·再生中風力比重(%) |
2.9 |
9.2 |
11.6 |
12.6 |
新·再生電力供給量(GWh) |
6,345 |
13,016 |
21,977 |
39,517 |
風力設備累積普及量(kW) |
1 |
5 |
9 |
14 |
風力電力供給量(GWh) |
881 |
4,336 |
8,138 |
16,620 |
新·再生電力のうち風力の割合(%) |
13.9 |
33.3 |
37.0 |
42.1 |
[一次エネルギー対比サン再生エネルギー発電量の割合]
[発電源別供給比重(2009年基準)]